わたし以外の人

わたしの地域でも緊急事態宣言が解除され、少しずつ街中にも人が戻ってきました

みんなどんな気持ちでいるんだろう?

元々わたしはインドア派で、今回の自粛期間中でも特に大きなストレスはありませんでした。

わたしはありがたいことに、恵まれた環境に居させてもらえています。

その自粛中に何が出来るかな、と考えるのは楽しかったです。

自粛期間中、わたしがどのように過ごしてたか、また別の記事に書こうかな、と思います(その時の気分次第かな)

 

自粛期間の少し前から、わたしは自分と向き合う事を余儀なくされてきました。そのきっかけは大きな失恋でした。

その時からわたしは、自分の嫌な部分にたくさん向き合ってきました。自分を責めること、失恋したお相手を責めること、周りを責めること、ダメだと思いながらも苦しんでいました。

 

そしてこの国から与えられた自粛をしなさいという期間中、わたしの場合は安心してプレッシャーのようなものを感じず、そして自分を責めるということがもはや習慣化していたのに自分を責める必要もなく(こんな時期だからと)自分としっかりと更に根を深く向き合うことができたように思います。

 

わたしは、自分の何がダメだった、もっとこうするべきだった、とずっと責めてきてはいたがただそれだけだったように思います。認めたくはなかったのかもしれません。わたしはとても弱かったし未熟だった、それを今認められます。

 

何かあるとすぐ弱音を吐き、上手くいかなくなるとすぐ投げ出す。地道なプロセスが苦手で辛抱がない。

わたしはようやくこれを受け入れ認めることができました。そして、もう自分を許そうと。

 

そうしていくと自分の周りの人達のことを冷静に見ることができ始めてきました。

わたし以外の人たち…

例えばわたしの弟や妹たち。何も弱音を吐かないし、ずっと地道に仕事も続けている。辛いこともあったはずだし、今も大変なことがたくさんあるかもしれないけど、それをあえて言わない

 

わたしは今まで、自分が一番辛い、自分だけ上手くいかない、と心のどこかで思っていたんだと思います。

だけど、わたし以外の人たちは辛い事があっても、例えば美味しいものを食べて乗り切る、大変な事があったとしても自分の目標のために頑張る、それをやってきていたんだと、わたしは気づいたのです。そして、わたしはそれが出来ていなかった自分を恥もしましたし反省もしました。

自分は何一つやり切れていないのに、愚痴を言ったり非難したり、甘かったなと。

 

この自粛期間中、わたしは初めて自分以外の人達のことを考える事ができたように思います。

そして自分の課題に気づく事ができました。

そして、どんな人間になりたいか?それを問うた時、わたしは自分にも人にも優しくなりたい、そして結果を急ぎすぎず自分や出来事を俯瞰して見れるようになりたいと、そう思います。

 

 

反省したから、もう十分

自分は自分であればいい、川の流れみたいにゆるっと

 

 

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